エンジニアの仕事をしていて良かったと思えるようになると、達成感や満足感が味わえるようになる。そこでエンジニアにとって、どのようなときに仕事のやりがいを感じられるのだろうか。まずエンジニアがやりがいを感じられる場面として、システム構築が完成したときが挙げられる。
システムは膨大な時間をかけて構築していくが、完成までに試行錯誤や失敗もあるかもしれない。実際に問題に直面するときは、ストレスを感じてつらくなりがちだ。一方、システムが完成し順調に稼働しているのを見て、これまで感じていたストレスや疲れが一気に吹き飛ぶような経験をしたことがあるエンジニアは多いだろう。
エンジニアは何らかのプロジェクトに携わるとき、チームでプロジェクトに取り組むことがある。この際に求められるのが、チームワークやコミュニケーションスキルだ。異なる意見をまとめたり、問題点を洗い出してチームで一丸になって問題解決に取り組んだりすることもある。チームがまとまり、お互いに意気投合し合うのを見て、この仕事をやっていて本当に良かったと感じられるようになるのだ。
プロジェクトに携わって仕事を納品したエンジニアの中には、クライアントから直接感謝される人もいるだろう。ありがとうと感謝の言葉をかけられることで、仕事に対する自信が持てるだけでなく、自分の仕事が認められたという達成感が味わえる。もちろん、全てのケースで感謝されるとは限らないが、思いがけず感謝の言葉をいただいたときには仕事のやりがいを感じられるだろう。